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スタッフコラム

2025.07.12 NEW

帰省前に知っておきたい! 🏠実家の状況確認🏠ポイント5選

こんにちは!beansの千尋です🌱

 

もうすぐ待ちに待った夏休みですね!🍉

夏休みは、久しぶりに実家へ帰省するという方も

多いのではないでしょうか🌻

(私は広島のおばあちゃんの家↓に帰省する予定です♪)

 

「子どもたちを連れて帰ったら、

 実家が思ったより傷んでいてびっくり…」

 

「親が『何も困ってない』と言っていたけれど、

 明らかに不便そうだった…」

 

など、実家に帰省すると気になることはありませんか?

 

なかなか住み慣れた環境では、

危険な箇所や家の変化に気が付きにくいもの。

 

実は、帰省は 

“実家の状況確認” をする良いタイミングなのです。

 

 

実家の状況確認は、大切なご家族の

安全な暮らしを守るために非常に重要です。

また、問題が深刻化する前に早期発見することで、

修繕費用や手間を抑えることもできます。

 

今回は、この夏実家へ帰省した際に確認したい

🏠家の状況確認🏠ポイントをご紹介します。

 



【1】外壁や屋根にヒビや色あせはない?



一見キレイでも、近づいてみると

外壁に細かなヒビがあったり、屋根瓦がずれていたり…。

 

これらは雨水の侵入腐食の始まりのサインです。

特に北側や日陰の外壁は、

コケやカビも発生しやすく要注意です。

 

▼ 見られる劣化のサイン

・外壁に細かなヒビ(クラック)やはがれ

・屋根瓦のズレ、コケやサビの付着

 

▼ 確認ポイント

・外壁全体をぐるりと見てまわる。

 (特に北面・水まわりの裏側を重点的に)

・軒下や屋根の縁に黒ずみ・剥離・ズレがないか確認

 

▼ 考えられる原因

・経年劣化による塗膜の劣化や地震による建物の動き

・雨風・紫外線による表面の劣化

 

▼ 放っておくと…

・ヒビから雨水が侵入 → カビの発生、断熱材の劣化

・屋根の破損 → 雨漏り、構造部の腐食

 

▼ 対応策

・小さなヒビ → 外壁の部分補修(コーキング)

・広範囲の劣化 → 外壁塗装の塗り替え(目安:築10〜15年)

・屋根のズレ → 屋根専門業者による点検・部分修理

 

▼ 相談先

・地元の塗装会社、外壁リフォーム専門業者

・屋根点検・雨漏り診断ができる建築士や工務店

 

 


【2】床がふわふわ沈む・ギシギシ鳴る

床のきしみや沈み込みは、

床下の劣化白アリ被害の兆候かもしれません。

とくに長年使っていない部屋や和室は劣化が早いため、

畳の下や押入れの床も触ってみましょう。

 

▼ 見られる劣化のサイン

・畳や床を歩くとフワフワ沈む、ギシギシと音が鳴る

 

▼ 確認ポイント

・床を歩いて感触を確認

・押入れや納戸の床板も要チェック

 

▼ 考えられる原因

・下地の腐食、床下の湿気、シロアリ被害

・支柱(束)や根太のゆがみや破損

(シロアリに関する記事はこちら)

 

▼ 放っておくと…

・床が抜けて転倒・けがのリスク

・見えない構造部まで傷み、改修コストが大幅増

 

▼ 対応策

・軽度の沈み → 床材の補修・下地の補強

・床下が腐っている場合 → 床下の全面改修やシロアリ駆除

・湿気対策 → 床下換気扇や防湿シートの設置

 

▼ 相談先

・木造住宅に強い工務店

・シロアリ点検業者(無料点検を行っている会社も)

 

 

 

【3】窓やドアが開けづらくなっていない?



「昔より開けにくくなったな」と感じるのは、

建物のゆがみが原因のことも。

また、木製の建具は夏の湿気で膨張しやすく、

閉まりが悪くなることもあります。

鍵のかかりが甘いと、防犯上も不安です。

 

▼ 見られる劣化のサイン

・サッシが固い、窓やドアが最後まで閉まらない

・鍵がかかりにくい・ゆがみがある

 

▼ 確認ポイント

・すべての出入口・窓を開閉してみる

・隙間風がないか、雨風の侵入跡がないかも確認

 

▼ 考えられる原因

・湿気で木部が膨張、戸車の摩耗

・建物の傾き、沈下による枠の歪み

 

▼ 放っておくと…

・防犯性の低下 → 空き巣被害の可能性

 

▼ 対応策

・戸車の交換や建具の調整 → 比較的軽度の工事で改善可能

・構造的な歪み → 耐震診断・構造補強が必要な場合もあり

・鍵の不具合 → 防犯性を高める鍵への交換を

 

▼ 相談先

・建具(サッシ)修理専門業者

・リフォーム・リノベーション会社

 

 


【4】キッチン・トイレ・お風呂の水まわりチェック



特に劣化が目立ちやすいのが、

水回り(キッチン・浴室・洗面所・トイレ)や給湯設備など。

シンク下や洗面台、トイレの床まわりに水漏れやシミ、

異臭がないかをチェックしましょう。

築年数の経った浴室タイルや排水口も、

放置すると大きな修繕につながります。

 

▼ 見られる劣化のサイン

・排水口の臭い、シンク下にカビや水たまり

・トイレ・洗面・お風呂の水がスムーズに流れない

 

▼ 確認ポイント

・シンク・洗面台・トイレの下を開けて確認

・配管の接続部に湿り気やサビ、カビがないか

 

▼ 考えられる原因

・配管やパッキンの劣化、使用頻度が低いことによる腐食

・水の滞留・詰まりによる逆流や臭気

 

▼ 放っておくと…

・カビや湿気が広がり、健康被害や悪臭に

・床下や構造まで腐食し、工事費用が高額に

 

▼ 対応策

・軽度な漏れ → パッキン交換、排水トラップの清掃

・大きな腐食 → 配管交換・水まわりリフォーム

・長期的な使用を見越して節水型設備への交換も◎

 

▼ 相談先

・水道修理業者

・リフォーム・リノベーション業者

 

 


【5】 雨漏り(天井や壁の染み)

天井に見覚えのないシミがあったら要注意。

雨漏りは、目に見える時点ですでに内部で深刻な劣化

進んでいる可能性があります。

放置すれば家全体の構造に影響するため、

早期発見・早期対応がカギです。

 

▼ 見られる劣化のサイン

・天井や壁に薄茶色のシミがある

・雨の後に天井が湿っている、カビ臭い

 

▼ 確認ポイント

・寝室・廊下・押入れの天井や壁紙の変色

・天井裏が見える場合は濡れ跡・カビ臭に注意

 

▼ 考えられる原因

・屋根・ベランダ・外壁の防水切れ

・古い雨どいの詰まり、ひび割れ

 

▼ 放っておくと…

・木材や断熱材が腐食し、家全体の寿命が短くなる

・カビによる健康被害(アレルギー、喘息など)

・修繕範囲が広がり、100万円単位の大工事になることも

 

▼ 対応策

・原因特定のため、雨漏り調査(散水検査)を実施

・防水シートの交換、屋根材・外壁の補修

・室内のカビ除去と断熱材の張り替えも要検討

 

▼ 相談先

・雨漏り専門診断業者、屋根・防水工事会社

・リフォーム・リノベーション業者

 

 

【老朽化を放っておくと…】

小さなサインを見逃すと、

大きなリスクに発展します。


「もったいないからこのままでいい」

「不便に慣れてるから」と思いがちですが、

小さな不具合を放置しておくと、、

 

壁のひび →  構造部腐食 → 修繕費100万円以上

床の沈み → 転倒・骨折 → 介護リスク増加

水漏れ → カビの繁殖 → アレルギーや健康被害

鍵不調 → 防犯性低下 → 空き巣や放火の危険

雨漏り → 天井崩落 → 一時的に住めなくなる

 

というように、

後々大きな問題に発展することも、、!

 


【今やるべきアクションは?】

📸 1. 気になる箇所は写真で記録

→ 専門家への相談時にスムーズに伝えられます。

 

👪 2. 家族・親と話し合う

→ 今後の住み方、手入れの必要性を早めに共有。

 

🏠 3. 建物診断(無料〜有料)を依頼する

→ 工務店やリノベ会社で、状態を正確に把握。

 

🧾 4. 方向性を考える(修繕・リフォーム・売却)

手を入れて住み継ぐ?思い切って売る?選択肢を整理。

 


実家は、家族の思い出が詰まった大切な場所。

手入れをして長く大切にしたい」と考えられている方も

多いのではないでしょうか。

 

beansのお客様には、大切な場所だからこそ、

空き家のまま長く置いておくのではなく

思い切って売却や賃貸活用に進む方も多くいらっしゃいます。

 

私たちは、不動産とリノベーション両方のプロとして、

「リノベーション」「売却」の両面から

ご相談を承っています。

部分的なリフォームや売却、空き家対策についても、

お気軽にご相談ください。

(売却に関する記事はこちら)

 

 

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