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スタッフコラム

2025.07.19 NEW

ドムス香里 訪問記

先日、石井修が1981年に設計した「ドムス香里」を再訪しました。

 

  

石井修が設計したドムス香里は、なだらかな傾斜地に建築されており、17戸のへの字型に配置されてた賃貸棟と、直線に配置された分譲棟を私道を挟んで向かい合わせに建っています。

前庭・中庭・裏庭と3つの庭を配置することで、風通しの良い間取も魅力的です。 

 

自然との調和を大切にした住宅として有名な建築です。20年ぶりに再訪したのですが、特に印象的だったのは、緑の豊かさです。20年前に比べて、植物が一層生い茂り、建物との境界が曖昧になっていました。石井さんの設計思想である「自然との調和」が、時間の経過とともに一層深まっていることを実感しました。


建物と自然が一体化し、まるで建物自体が自然の中に溶け込んでいるかのような感覚を覚えました。そのような空間に身を置くことで、建築と自然が共鳴し合う、非常に心地よい時間を過ごすことができました。

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