こんにちは!
今回ご紹介するのは、リビングの一角に小上がりの和室スペースを造作したリノベーション事例です。
お施主様のご希望は「趣味の茶道が出来るスペースが欲しい・親御さんが来られた時に寝れるスペースが欲しい・下部収納できる場所が欲しい」というものでした。
◆ こだわったのは“段差”と“使い道”
設計のポイントは、小上がりの高さを25cm確保したこと。
現在使用されている収納の高さが25㎝あるため、それらを収納できる高さを確保しつつ、腰かけやすい絶妙な高さです。
小上がり部分には、
✅ 引き出し式の収納を造作
✅ クロス柄に合わせ扉面を塗装
など、見た目と実用性を両立させた工夫を凝らしました。
◆ 普段は趣味としての場所に、夜はご夫婦のくつろぎスペースに
小上がり和室は、日中は奥様の趣味として、夜はご夫婦がくつろげる畳コーナーとして活躍できる。
リビングとフラットにしなかったことで、空間のメリハリも生まれ、視覚的にも広がりを感じられるようになりました。
◆ 吊り押入を採用
最大のポイントは、**床から約45cm浮かせた「吊り押入れ」のデザイン。
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下部が抜けていることで圧迫感がなく、空間が広く感じられる
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下にスペースを仕込むことで3畳の和室でも人ひとりが寝られる広さが実現
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ふとんなどが収納できるスペースを確保
まるで旅館のような落ち着きと機能性が両立しています。
◆ まとめ|限られたスペースでも“和のくつろぎ”はつくれる
小上がり和室は、限られた空間に癒しと多用途性をプラスできる優秀なアイデア。
リビングとつながる場所に取り入れることで、生活動線を損なわず、用途の幅を広げることができます。
「ソファ以外のくつろぎ空間がほしい」
「収納も増やしたい」
「どこか“和”を感じられる家にしたい」
そんな方には、小上がり和室、おすすめです。
「SNSで見たけど、こんなことできるのかな?!」など、リノベーションに関するご質問がございましたら是非一度ご相談ください!