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スタッフコラム

2023.04.17

マンションで楽器を演奏したい! 隣人との騒音トラブルを防ぐポイントまとめ

マンションで楽器を演奏したい場合にまず気になるのは、「購入を検討しているマンションで楽器演奏をしていいのかどうか」という点ですよね。

 

 

マンションでの楽器演奏は、管理規約を確認すれば、その可否がわかります

マンションにはそもそも

  • 「楽器演奏禁止の物件」
  • 「楽器可物件(演奏できる楽器と演奏時間が制限されている物件)
  • 「楽器可物件(ただし、近隣の迷惑にならないような音量での演奏を許可している物件)

の3つがあります。

 

そのため、購入を検討している物件の管理規約を確かめることで、楽器の演奏が認められているのかどうかがわかるのです。

まずは、物件内覧の際には、管理規約に記載されている楽器が演奏の可否を確認しましょう。

 

 ここからは、「楽器可能物件」でのトラブル回避方法を自身の経験も踏まえて解説します。

私は元々マンション住まいで、学生の頃から自宅でギターを演奏していました。

 

 

エレキギターをアンプにつないで大きな音量で演奏したいという気持ちもありましたが、練習する時間帯は夜になればヘッドフォンをつないで練習するようにしていました

マンションの2階(下は駐輪場スペース)角部屋とあって、比較的楽器練習をしていても近隣トラブルや苦情はなく過ごしてきました。

(楽器演奏やお子様がいて近隣との騒音問題をご配慮される場合は、マンションのお部屋の位置も考慮して物件も選ばれることをお勧めしております。)

 

エレキギターのような電子楽器なら音量を調整できるので、比較的に防音の工事もすることなく演奏をできるのですが・・・

 

生音の大きな楽器(ピアノや管楽器等)を演奏したい場合、

消音ユニットを後付けで組み込むことで練習できる楽器もあるのですが。

 

グランドピアノやドラムなどの楽器の場合は、後付けできないことも多いので、これから購入する際は防音室の施工や防音工事が必要になります。

 

その為、購入前から防音工事が可能か?(事前に管理規約等を確認)

または、防音室の設置スペースがあるか?

そして工事の際の必要費用などは事前に確認していただく必要があります。

 

※防音工事には例えば、窓を二重サッシにしたり、壁に吸音材を敷いたり、防音ドアを設置したりするケースがあります。

他にもフローリングの遮音性の高いものを選んでいただく事も一つかと思います。

生音の大きな音量の楽器などはしっかりと防音に配慮しないと・・・

近隣との苦情やトラブルももちろんですが、

苦情を恐れて小さな音で演奏する場合・・・

普段の演奏から小さく演奏する癖がついてしまい、音の強弱の表現を出すことが苦手になるところも懸念事項かと思います。

 

そのため、しっかりとした防音対策が必要になったり、楽器を演奏する部屋の位置や物件選びでも下階に住人が住んでいない1階や2階あたりのフロアがねらい目かなと思いました。

 

または、物件を内覧する際にも、住人たちが帰宅した時間帯を狙って見てみる事も推奨しております。

内覧時に沈黙の時間(イメージとしては就寝時の静かさ)を設ける事で、両隣や上下の階の生活音がするか確認していただきます。

そのうえで、どういった対策が必要になるかを一緒にご相談できればと思います。

 

 

beansで大切にしているところは、お客様の暮らしに寄り添ったご提案をするところです。

不動産屋さんでは物件を紹介するところがメインですが・・・beansはそれだけではありません。

 

beansではお客様の暮らしに寄り添った提案を心掛けております。そして、リノベーションを通じて「暮らしをコーディネート」するところを最も大切にしております。

 

私自身も自宅で楽器を演奏していた経験と、弊社で培ったリノベーションのノウハウを生かして、最良のご提案をできればと日々考えております。

 

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